麹とはカビです!
と言われると「え〜!カビなの…いやだ〜」と思うかもしれませんが麹菌は「国菌」なのです
「国菌」?
例えば 国の花「国花」はと聞かれたら多分「サクラ」と考えると思います。
では「国鳥」は?と聞かれたら「トキ」?かなぁ 違うんです!「国鳥」は「キジ」だそうです
私も知りませんでした…
じゃ!「国蝶」は?
知っている人は知っている…そうです!「オオムラサキ」です。
で!国の菌は? …で「国菌」は「麹カビ」なのです!でも誰が決めたの?
一島英治という人(東北大学の名誉教授だそうです)が2004年に日本醸造協会誌第99巻第2号巻頭随想において麹菌は国菌であると提唱したことにより2006年10月12日、日本醸造学会大会で麹菌が国菌に認定されたという事です。
最近なんですね!
ニホンコウジカビはコウジカビ属の中で一番有名な菌です。
デンプン分解能力やタンパク質分解能力に優れており、調味料や甘味料だけではなく、醸造酒の製造にも使われ、また分解だけでなく、多様な代謝産物の生成もあり、たとえば、抗生物質やビタミン類などが生成されます。なかでも、ニホンコウジカビが生成するデンプン分解酵素・ジアスターゼ(アミラーゼの別名)は高峰譲吉が本菌から抽出して医薬品タカジアスターゼとして世に出したものである。この酵素は、現在でも健胃・消化薬として医薬品に配合されていると言う事です