論語の一節

「厩焚けたり。子、朝より退いて曰く、人を傷いたりやと。馬を問わざりき」

読み方は:「うまややけたり。し、ちょうよりしりぞいてのたまわく、ひとをそこないたりやと。うまをとわざりき」

これを訳すと
「馬小屋が焼けた。先師が役所から帰られて、まず「人に怪我はなかったか」と問われ、馬のことは聞かれなかった」です。

ここで、この時代の馬の価値ですが少し前の車と同じ価値だと思います、その中で馬小屋が焼けた事や馬が死んでしまった事が重大ではなく、そこにもし人がいた場合の事を考えて一番にあげている…。

ただその様な事態になった時に、こんな感じで言うのは言うんですが…実際その状態を見た時に馬が(大事な物)なくなったと感じてしまうんです、まだまだ人間ができていないなぁと思います。

言葉では言うが心ではそう思っていない自分がいるのも事実、もっと一番大事な物は何かを考えるべきと思いました。

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