意味は、「たとえ立派な肴がなくても、味噌を舐めながら、愛する奥さんに酌をしてもって飲む酒に毒などあるはずがない」と言うことです。
今回はこの歌です、これは秋田県出身の「石川理紀之助」(いしかわりきのすけ)と言う人が歌った歌になります。この方がどういった人か?調べてみました。
なんとこの方「老農」とか「農聖」と言われた人どそうです、1815年〜1915年の(え!100歳まで生きてたことになるんですね)生涯を農業に尽力された方だそうでう。小さい頃から学問が好きで歌に関しては、9歳の時に通っていた所の発句の会で歌った「硯にも酒を呑ます寒さかな」は神童を思わせることだったそうです。
15歳の時から朝2時前後に起床していたそうです…(すごい!の一言…私にはできないなぁ)
20歳に父に言われ遊学を断念し農耕を始め、その才能を発揮して色々な課題を解決していき色々なところから指導をしてほしい旨の嘆願が来るようになったそうです。
そして58歳の時に宮崎や鹿児島にも指導でいったそうです、そこで歌ったのが上記の歌だそうです。この時の開墾の苦労と一緒に苦労した妻との愛情を考えて歌ったそうです。
でもこれを現代的に考えると(味噌屋として考えるでした😅)味噌に含まれる「コリン」と言う物質が重要になります、こ物質は肝臓に入ったアルコールが脂肪となって蓄積することを防ぐ働きがあります。なので味噌を食べながらアルコールを飲むことは良いことだ!と言いたいのですが…これも限度がありますね飲み過ぎれば体には良くありませんからね!
この「石川理紀之助」さんも「大酒飲むべからず」とも言っていたそうです。
なんでもそうですが適量が良いんですね…私も反省するところがいっぱいあります😅