一汁一菜

聞いたことのある言葉ではないでしょうか?

この言葉は鎌倉時代に生まれた言葉です、1日5合の玄米と味噌汁と魚の干物といった食事だったそうです。この食事の内容だと粗食のようですが、玄米でカロリーを干物でカルシウムとタンパク質を味噌で栄養補給するという理にかなった食事だったそうです。この食事は大正時代まで日本の基本の食事だったそうです。

しかし、米は時代と経済事情、階級、農収穫によって搗精されたり、麦やひえの雑穀になったり干物が土地によっては野菜になったりはありますが、味噌だけはどんな状況下でも変わらずに食べ続けられました。また昔は家で味噌を作っていました、そこで生まれたのが「家族(1人)に1斗、客1斗」です、年間でこれだけ仕込んだそうです(1斗とは15kgだそうです)

話は味噌ではないですが、私…思うんですが「一汁一菜」や「一喜一憂」・「一期一会」・「一問一答」など1という言葉は日本人にとって大事なキーワードだったような気がします。
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